歯並びは良いけど口ゴボになる原因と対処方法

「歯並びが良くても口ゴボになるの?」と疑問に感じたことはありませんか?

「ロゴボは歯並びの悪い人がなるイメージがある…」

「歯並びが良くても口ゴボになるのか知りたい」と、思う方も多いでしょう。

口ゴボは、親の遺伝で子供が口ゴボになる可能性があるため、歯並びが良くても自分では気付かずに口ゴボになっていると考えられます。

そこで、今回は以下の内容について解説します。

  • 歯並びは良いけど口ゴボになる可能性はある
  • 歯並びは良いけど口ゴボになる原因
  • 歯並びは良いけど口ゴボの人の特徴
  • 口ゴボの治療法

この記事を読むことで、歯並びは良いけど口ゴボになる原因を理解し、矯正治療を前向きに検討できます。

「もしかしたら口ゴボかもしれない」と気になる方は、ぜひ参考にしてください。

歯列矯正をご検討中の方はお気軽にご相談ください!

歯並びは良いけど口ゴボになる可能性はある

顔の正面から見て歯並びが良くきれいな顔立ちであっても、横顔から見ると骨格が前方に出ていたり、上の前歯が前方に傾いていたりして顔の見え方に違和感があります。

なぜなら口ゴボは歯並びによって判断されておらず、横顔から見て顎先から鼻先を一直線に結んだライン(Eライン)で判断するからです。

Eライン内に口先がある状態が理想的な横顔と言えますが、口先や唇がEラインよりオーバーしていると口ゴボになります。

そのため横顔から見て口ゴボになる可能性は、親の遺伝による骨格や歯の状態や、舌で前歯を押し出す舌癖や爪を咬むなどの生活習慣によるものです。

悪い歯並びによって引き起こされる口ゴボは自分で気づきますが、良い歯並びによる口ゴボは気付かないことが多いです。

もし口ゴボになっているのか気になる方は、歯科医師に相談してみましょう。

歯並びは良いけど口ゴボになる原因

歯並びは良いけど口ゴボになる原因は4つあります。

  • 顎の骨が前に出ている
  • 歯が前に傾いている
  • 唇が分厚い
  • 顎の軟組織が薄い

対処方法も含めて解説していきます。

顎の骨が前に出ている

歯並びが良い口ゴボは、顎の骨が前に出ている骨格が原因です。

横顔から見ると、上の顎がEラインより前に出て、モコッとなっている状態を指します。

おもに親の遺伝によって、上の顎や下の顎の骨が大きかったり、正常よりも上の顎が前に出ていたりと受け継がれる可能性があります。

そのため歯並びに問題が無くても、骨格の問題で口ゴボに見えてしまうのです。

骨格は親の遺伝によるため、対処するのは難しく矯正治療や顎の骨を切る外科矯正の治療をすることで口ゴボが改善されるでしょう。

歯が前に傾いている

歯並びが良い口ゴボは、歯が前に傾いていることによる歯の生える向きが原因です。

横顔から見ると、上顎前突(出っ歯)な状態のことを指します。

幼少期にやわらかい食べ物しか食べていなかったり、指しゃぶりをしていたりなどが考えられます。

また、下唇や爪を咬む癖、口呼吸や舌で上の前歯を押し出す舌癖などです。

偏った食生活や癖によってうまく下の顎が成長せず、上の顎のみが成長したことによって口ゴボになります。

親の遺伝の可能性も考えられますが、多くは生活習慣や癖によって引き起こされます。

幼少期などに見られる癖や偏食、成長期による舌癖を辞めると口ゴボを対処できるでしょう。

唇が分厚い

歯並びの良い口ゴボは、分厚い唇が原因です。

横顔から見みると、唇の厚さで上の顎がモコッとなっている状態に見えます。

唇の分厚さは、骨格や歯が前に突出していないため、親の遺伝の可能性が高いです。

そのため唇の分厚さで口ゴボが気になるのであれば、唇の厚みを薄くする整形を考える必要があります。

顎の軟組織が薄い

歯並びが良い口ゴボは、顎の周りの皮膚や筋肉などの軟組織が薄いのが原因です。

顎の周りの皮膚や筋肉が薄いと、横顔から見たときに上の顎が突出している状態に見えます。

顎の軟組織が薄いのは、遺伝的な問題が考えられます。

対処法としては、表情筋を鍛えるトレーニングをすると改善できるでしょう。

関連記事:口ゴボの原因は何?主な原因と改善方法を徹底解説

歯並びは良いけど口ゴボの人の特徴

歯並びは良いのに、口ゴボになっている人の特徴として以下の3つがあります。

  • 下顎が引っ込んでいる
  • 上下の顎が前に出ている
  • 上の顎が出ている

3つの口ゴボの特徴を詳しく紹介します。

下の顎が引っ込んでいる

下の顎が引っ込んでいる状態は、歯並びが良い口ゴボの人に多く見られます。

下の顎が引っ込んでいる理由としては、下顎の先端部分の組織が薄かったり、エラの部分が大きく、下の顎が後下方に回転しているのが原因です。

口ゴボは、上の顎がEラインより前に出ていると口ゴボと判断されます。

しかし下の顎が正常の位置より後方に引っ込んでいる状態でも、口ゴボに見えてしまうのです。

そのため、下の顎が正常の位置より後方に引っ込んでいる状態は口ゴボの特徴です。

上下の顎が前に出ている

上下顎前突とも言われており、上下の唇と口元が前に出て突出しているように見えます。

上下の顎が前に出ている理由は、上下の歯が前方に傾いて生えていたり、骨格の問題で上下の顎が前に押し出されてしまったからです。

そして上下の顎が前に出ている口ゴボの特徴は、顎が大きいためきれいに歯が生えるスペースが十分にあります。

そのため口ゴボであっても歯並びが良い人が多いです。

正面から見ると歯並びが良くてわかりにくいですが、横顔から見て上下の顎が前に出ている状態は口ゴボである特徴です。

上の顎が出ている

上顎前突(出っ歯)とも言われています。

上顎前突は、悪い歯並びの一種であり、上の顎と歯が前方に傾いている状態を指します。

なかには、上の歯が前方に傾いて生えていても、正面から見ると歯並びが良い人がいるため、パッと口ゴボだと判断できません。

そのため、横顔から口ゴボと判断する必要があります。

上の顎がEラインから前に出ている場合は、口ゴボになっている人の特徴です。

関連記事:口ゴボの特徴とは?口ゴボかどうか確かめる方法を紹介

口ゴボの治療方法

歯並びが良くても口ゴボを治す方法は2つあります。

  • 歯列矯正
  • 整形

詳しく解説していきます。

歯列矯正

口ゴボの治療方法として、顎の移動や上の歯を移動させる歯列矯正が考えられます。

顎の移動によって、抜歯が必要かどうかは医師の診察によって決められるでしょう。

歯並びが良い人の口ゴボを治療する歯列矯正の種類は、以下の4つあります。

ワイヤー矯正 マウスピース矯正 部分矯正 小児矯正(子供)
概要 金属のブラケットを歯に装着し、ブラケットにワイヤーを通して歯を矯正する方法 透明なマウスピースの形をした装置で歯を矯正する方法 上下全顎の歯を動かさず、特定部分のみを矯正する方法 6歳~12歳までの子供が永久歯が生え揃う前や、生え揃ってすぐに歯を矯正する方法
特徴 ・適応できる症例が多い
・取り外しができないため、治療期間が短い
・細かい調整が可能である
・透明なため装着しているのが分かりにくい
・着脱可能なため、清潔に保てる
・痛みが少ない
・金属アレルギーの心配がいらない
・食事の制限がない
・治療期間が短い
・矯正費用が安く抑えられる
・歯や顎の負担が少ない
・抜歯矯正のリスクが下がる
・顎の成長を整えられる
・Ⅱ期治療の期間や費用が少なくて済む
・舌癖や指しゃぶりなどの悪い習慣がなくなる

歯列矯正をすることで理想的なEラインを改善してくれます。

口ゴボの治療法については当サイトの別記事で詳しく解説しています。

上記の内容以外について詳しく知りたい方は、ぜひ参考にしてください。

当院のロゴボの矯正治療について

関連記事:口ゴボの矯正期間は何年くらいかかる?1ヵ月でどれくらい動く?

整形

口ゴボの治療方法として、外科手術による整形が考えられます。

整形の対象者は、親の遺伝によって顎の骨格が矯正治療によってできなかったり、唇の分厚さによって口ゴボに見えたりする人です。

顎の骨を切る手術や美容整形などが考えられます。

まとめ

今回は、歯並びは良いけど口ゴボになる原因と対処方法について解説してきました。

口ゴボになる原因は、おもに親の遺伝や幼少期による癖や生活習慣によって引き起こされます。

まれに正面から見ると歯並びが良くて口ゴボと判断できない人も多くいます。

しかし、横顔から見ると一目瞭然です。

横顔から見たEラインで口ゴボなのかを判断できます。

もし自分で口ゴボなのか判断できない場合は、歯科医師に相談するのをおすすめします。

この記事を読んで歯並びが良いことのメリットを理解して、前向きな気持ちで矯正治療を検討してください。

歯列矯正をご検討中の方はお気軽にご相談ください!

平山脩

コラム監修者

はぴねす歯科・矯正歯科尼崎駅前クリニック 院長 平山脩
岡山大学歯学部卒業後、岡山大学病院総合歯科に勤務。その後、大阪市内の歯科医院に勤務し、はぴねす歯科緑地公園駅前クリニックに勤務。2022年11月、はぴねす歯科・矯正歯科尼崎駅前クリニック院長に就任。

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