部分矯正

部分矯正とは?

部分矯正とは、歯並び全体を矯正する治療とは異なり、歯並びの一部分だけを矯正する治療法です。
前歯だけ、上の歯だけ、下の歯だけなどの部分的な矯正治療が可能です。

部分矯正の費用や期間

部分矯正の場合の治療期間は、数か月から1年半程度と、全体矯正と比較すると短い期間で矯正治療ができます。
また治療費用も全体矯正の半額以下でおこなえる場合が多いです。

よって、部分矯正は治療期間が短く、かつ費用もお得に矯正できると言えるでしょう。

部分矯正のできる範囲はどこまで?

部分矯正で、治療できる範囲は犬歯から犬歯の間であることが一般的です。
一番前の歯から3本目まで、前後左右合計12本の範囲内で治療をします。
そのため、奥歯を含めた全体的な矯正治療をおこなう場合は、部分矯正の適応はできません。

部分矯正のメリット

部分矯正のメリットを紹介します。

  • 治療期間が短い
  • 費用が安く抑えられる
  • 患者様の負担が少ない

部分矯正のデメリット

部分矯正のデメリットを紹介します。

  • 対応できる症例が限られる
  • 抜歯や歯を削る(IPR)可能性がある
  • 噛み合わせまで考慮しない

部分矯正で治療できる歯並び

部分矯正は対象範囲が限られますが、以下のような事例の場合、部分矯正での治療が可能である場合があります。
ただし希望の治療が受けられるかどうかは、必ず歯科医師の診断を聞くようにお気を付けください。

軽度の叢生(そうせい)

叢生はでこぼこな歯並びのことを言います。
重度の叢生は、部分矯正で治療はできませんが、軽度の叢生であれば治療が可能です。

軽度のすきっ歯

歯と歯の間に隙間があるすきっ歯も、軽度のものであれば部分矯正で治療可能です。
隙間を埋めるように歯を動かしていきます。

軽度の出っ歯

前歯がでっぱっている、いわゆる出っ歯も軽度のものであれば部分矯正で治療が可能です。
歯を削り、歯をひっこめるためのスペースをつくり矯正をおこないます。

部分矯正の治療費用

当院の部分矯正の治療費用をご紹介します。

ワイヤー矯正 330,000円(税込)
インビザライン 385,000円(税込)

その他の料金については、こちらをご確認ください。

医療費控除

医療費が1年間で一定以上の金額を超える場合、医療費控除を利用できる可能性があります。


デンタルローン

自由診療を無理なく分割払いできるデンタルローンがご利用できます。

Tポイントがたまります/最長84回払いで無理なく支払い/全額医療費控除の対象

その他の矯正メニュー


よくある質問

部分矯正で、できない例はどんな症例ですか。

重度の出っ歯、叢生、開咬、過蓋咬合などは部分矯正で治療ができません。奥歯を動かして治療する症例や外科的な治療が必要とするような場合は、部分矯正で治療することはできません。

部分矯正には、後戻りのリスクはありますか。

後戻りのリスクはあります。部分矯正に限らず、矯正治療は後戻りのリスクがあります。保定をしっかりおこなうこと、歯並びを悪くする悪癖が残っていることなどが後戻りのリスクを生み出します。せっかくの治療を無駄にしないように、後戻りを防いでいきましょう。

部分矯正は、マウスピース矯正、ワイヤー矯正、どちらで対応できますか。

どちらでも対応しています。ご希望や、状態によって最適な装置をご利用ください。

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