歯列矯正中に口臭が発生する原因と対策方法を紹介
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「歯列矯正中に口臭が気になる」という方は多いのではないでしょうか?矯正装置を付けながら生活をしていると、歯磨きや食べ物などに注意をしていても、口臭が気になることがありますよね。
「矯正中の歯と矯正装置の汚れを意識しているけど、どこから口臭って発生しているの?」
「口臭を確認するのが難しく、他人からどう思われるかわからない」
「どうしたら口臭を予防できるんだろう」
矯正中の方のなかには、上記のようなお悩みをお持ちの方もいるのではないでしょうか?
歯の汚れや口内の乾燥など、歯列矯正中に口臭が発生する原因はさまざまです。しかし、口臭を防ぐ方法や確認する方法も存在しており、徹底したケアをおこなえば口臭を気にする必要はありません。
この記事では歯列矯正中に口臭が発生する原因、口臭を確認する方法や口臭を予防する方法について解説します。
歯列矯正中の口臭が気になり、口臭が発生しないようにしたいと考えている方はぜひ参考にしてください。
目次
歯列矯正中に口臭が発生する原因

歯列矯正中に口臭が発生する原因は、以下の6つです。
- 矯正装置に食べかすが詰まりやすいため
- 磨き残しが発生しやすくなり細菌が繁殖するため
- 矯正装置によって口腔内が乾燥しやすいため
- 口腔内で炎症がおきているため
- 唾液による自浄作用が低下しているため
- アライナーの洗浄が不十分であるため
適切な口臭の対策をとるためにもまずは原因をしっかり理解しましょう。
矯正装置に食べかすが詰まりやすいため
矯正装置に食べかすが溜まると、口臭のもとになります。矯正装置と歯の間に挟まった食べかすを放置すると、矯正装置が汚れるだけでなく細菌が繁殖し、口臭の原因になります。
歯磨きをする際は、矯正装置で磨きにくくなっている箇所や歯の間を意識して磨きましょう。
磨き残しが発生しやすくなり細菌が繁殖するため
歯磨きが不十分で磨き残しがあると細菌が繁殖し、口臭を発生させます。矯正装置を装着していると、矯正装置が障壁になり、磨き残しの部分が増えやすいです。
磨き残しは口臭はもちろん、虫歯や歯周病のリスクを高めるため注意が必要です。
矯正装置によって口腔内が乾燥しやすいため
口腔内の乾燥も、口臭の原因です。唾液には口腔内の細菌を殺菌する作用があり、口腔内が乾燥していると、唾液の殺菌作用が働かず細菌が繁殖しやすくなります。
歯列矯正中は口が閉じにくく、口腔内が乾燥しやすくなるため、口臭が発生しやすくなります。
口腔内で炎症がおきているため
口腔内で炎症が発生している場合も、口臭が発生しやすいです。
矯正装置が口腔内の粘膜に頻繁にあたると傷ができます。前述にもあるとおり、矯正中は唾液が出にくいため、その傷に細菌が入りやすくなります。その結果、傷が膿んでしまい強い口臭を発生させるのです。
関連記事:歯列矯正中に口内炎ができる理由と対処法・予防法を紹介
唾液による自浄作用が低下しているため
唾液が出にくくなると細菌を殺菌できなくなるため、どうしても口臭がきつくなりやすいです。
マウスピース矯正をおこなう場合は、1日20時間以上のマウスピース装着が必要なため、口が閉じにくくなって乾燥したり、唾液が口内全体に行き渡らなくなったりします。そのため、唾液による自浄作用が低下し、口臭がきつくなりやすいです。
アライナーの洗浄が不十分であるため
マウスピース型矯正装置(アライナー)を使っている場合、アライナー自体の洗浄が不十分であると口臭の原因になります。
アライナーは歯を覆うため、取り外さないと唾液が循環しにくく、細菌が繁殖しやすい環境となるのが特徴です。また、飲食の際にアライナーを外さずに食べたり飲んだりすると、食べ物の色素や糖分がアライナーの内側に付着し、細菌の温床となります。
アライナーを清潔に保ち、口臭を予防するためにも、毎日の適切な洗浄を心がけましょう。
歯列矯正中に口臭を確認する方法

歯列矯正中に口臭を確認する方法は、以下の5つです。
- 清潔な指や手首を舐めて乾かして唾液の臭いを嗅ぐ
- コップやビニール袋に息を吹きかけて臭いを確認する
- 市販の口臭チェッカーで測定する
- 歯間ブラシやデンタルフロスの使用後の臭いを確認する
- 家族や信頼できるパートナーに確認してもらう
口臭の不安を減らすためにも確認しておきましょう。
清潔な指や手首を舐めて乾かして唾液の臭いを嗅ぐ
ご自身の口臭を手軽に確認する一般的な方法として、清潔な指や手首を舐めて、その唾液が乾いたあとの臭いを嗅ぐ方法があります。とくに朝起きたばかりの、口内が乾燥している状態で試すと、より正確な臭いの状態を把握できます。
唾液による口臭の確認は、出先でも手軽に口臭を確認できる方法のため、覚えておきましょう。
コップやビニール袋に息を吹きかけて臭いを確認する
袋に息を吹きかけて口臭を確認する方法です。ビニール袋やコップなどを用意して、息を吹きかけてみましょう。吹きかけた直後に内側の臭いを嗅いでみると匂いが分かります。
前述した唾液による確認方法よりも衛生的なため、口に指を入れるのに抵抗がある方はこちらの方法を試してみましょう。
市販の口臭チェッカーで測定する
正確に客観的な数値で口臭を知りたい方は口臭測定器を使って確認してみるのがおすすめです。専用の機械に息を吹きかけるだけで口臭を数値化できます。
歯磨きやマウスウォッシュをしていない状態で使うとより正確な数値を計測できます。
歯間ブラシやデンタルフロスの使用後の臭いを確認する
歯間ブラシやデンタルフロスを使って歯間の汚れを取り除いたあと、使用済みの器具の臭いを嗅ぐのも口臭チェックに有効な方法です。
歯間ブラシやフロスで取り除かれた汚れが強い臭いを放つ場合、口臭の兆候である場合があります。とくに臭いが強い場所がある場合は、重点的にケアをおこないましょう。
家族や信頼できるパートナーに確認してもらう
客観的に口臭を確認する方法は、ご家族やとくに信頼できるパートナーに直接聞いてもらうことです。口臭は自分では気づきにくく、市販のチェッカーやセルフチェックでは限界があります。普段から接している身近な人である場合、ご自身の口臭の変化にも気づきやすいです。
ただし、デリケートな問題のため、相手に不快感を与えないよう、伝え方には配慮し、信頼関係のもとで正直な意見をもらうのが大切です。
歯列矯正中の口臭を予防する方法

歯列矯正中の口臭を予防する方法は、以下の9つです。
- 食後の歯磨きの徹底する
- マウスウォッシュ(洗口液)を使用する
- 歯間ブラシやフロスを使用する
- 舌磨きをする
- こまめな水分補給で口内の乾燥を防ぐ
- 唾液の分泌を増やす
- 生活習慣を見直しする
- 歯科医院でクリーニングを受ける
- マウスピース矯正の場合はアライナーを毎日洗浄する
自分に合った方法で予防をしていきましょう。
食後の歯磨きの徹底する
口臭を防ぐには、食後の歯磨きを徹底するのが効果的です。しっかり歯を磨けないと口内に残った食べかすが発酵して、口臭の原因となる歯垢や歯石となって歯にくっつきます。
口臭を防ぐためにも、食後の歯磨きを心がけましょう。
マウスウォッシュ(洗口液)を使用する
マウスウォッシュを使用するだけでも口臭を予防できます。マウスウォッシュには、口腔内で悪臭を放つ細菌を殺菌する作用があるため、人に会う前に使用するのがおすすめです。
ただし、マウスウォッシュの効果は一時的であるため、根本的に口臭を防ぐには基本的な歯磨きを徹底するのが大切です。
歯間ブラシやフロスを使用する
歯間ブラシやフロスを使って、歯と歯の間の細かな汚れを取るのも口臭予防になります。
歯ブラシによる歯磨きでは、歯と歯の間に挟まった細かな汚れは取り切れません。歯ブラシによる歯磨きだけでなく、歯間ブラシやフロスも使って歯や口内ケアをおこないましょう。
歯と歯の間に汚れはいつの間にか溜まっているため、普段から注意深く確認しておくのがおすすめです。
舌磨きをする
歯列矯正による口臭を予防するには歯を磨くだけでなく、舌磨きもおこないましょう。
口腔内の粘膜が剥がれ落ちると舌苔と呼ばれる白く腐敗した細菌が舌の上に溜まります。口臭の6割がこの舌苔が原因です。舌苔による口臭を防ぐためには、舌磨きだけでなく、しっかり噛んで食事をしたり、口呼吸をしないようにしたりするのも大切です。
ただし、過度な舌磨きで舌を傷つけてしまうと、口臭がきつくなる場合もあるため注意してください。
こまめな水分補給で口内の乾燥を防ぐ
歯列矯正中の口臭を予防するためには、こまめな水分補給で口腔内の乾燥も防ぎましょう。唾液には口臭の原因となる細菌を殺菌する力がありますが、口腔内が乾燥して唾液が分泌されないと、口臭がきつくなります。
歯列矯正中は矯正装置が邪魔で口が閉じにくくなり、口腔内が乾燥しやすくなるため、こまめに水分補給して口の乾燥を防ぐようにしましょう。
唾液の分泌を増やす
口が乾燥しやすくなる歯列矯正中は、口臭を予防するためにも、唾液の分泌を増やす行動を意識してみましょう。
前述してきたように唾液には口臭の原因となる細菌を殺菌する効果があります。こまめに水分補給して口腔内の乾燥を防いだり、食事の際はよく噛んで食べて唾液の分泌を促したりするのが大切です。
また、梅干しやレモンなどの酸っぱい食べ物を食べる、唾液のツボを刺激する舌のトレーニングをおこなうなど、いくつか方法があるため、自分に合った方法をまずは見つけましょう。
生活習慣を見直しする
食生活やストレス、喫煙などの生活習慣を見直すのも口臭を抑えるのに効果的です。生活習慣が乱れていると歯周病や虫歯といった口臭の原因につながります。
ただし、生活習慣はいきなり変えられないため、1つずつ改善していきましょう。定期的に歯科検診をおこない、生活習慣を見直すのが大切です。
歯科医院でクリーニングを受ける
定期的に歯科医院で歯をクリーニングするのも口臭対策に効果があります。丁寧に歯を磨いていても、落としきれない汚れがあるため、定期的に歯科医院で本格的なクリーニングをおこなうのが大切です。
定期的なメンテナンスは面倒ではありますが、歯を清潔に保ち口臭もケアできるため、約3カ月〜6カ月に1回は歯科検診やクリーニングをおこないましょう。
マウスピース矯正の場合はアライナーを毎日洗浄する
矯正装置を洗浄するのも、口臭対策には効果的です。矯正装置には汚れが溜まりやすく、歯と同等にケアしなければなりません。
歯を磨いても矯正装置が汚れていると口臭が発生するため、洗浄剤を使って定期的に洗浄しましょう。
まとめ

歯列矯正中の口臭を防ぐには、丁寧な歯磨きや矯正装置の手入れ、口腔内の乾燥を防ぐ必要があります。普段の意識で口臭は予防できるため、口臭の対策法を継続するのが大切です。
今回ご紹介した口臭の確認方法や口臭ケアの方法を、できそうなものから優先的に取り入れてみましょう。
当院では、矯正中の口臭対策として、患者さまのお口の状態や装置に合わせた正しい歯磨き指導、プロによる定期的なクリーニングをおこなっております。JR尼崎駅直結で通いやすい歯科医院のため、お気軽にご相談ください。
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コラム監修者
- はぴねす歯科・矯正歯科尼崎駅前クリニック 院長 平山脩
- 岡山大学歯学部卒業後、岡山大学病院総合歯科に勤務。その後、大阪市内の歯科医院に勤務し、はぴねす歯科緑地公園駅前クリニックに勤務。2022年11月、はぴねす歯科・矯正歯科尼崎駅前クリニック院長に就任。
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